このページでは、消雪管を布設するという仕事について紹介します。
大まかな流れは、道路工事の基本的な流れでも紹介した通り(使用している写真が消雪管布設の物です)なのですが、それ以外のところを紹介します。
消雪管の布設には、大きく分けて二つの種類の工事があります。
一つは、工場で管や鉄筋を組んで、コンクリートのブロックとして事前に作られた材料を繋いでいく【プレキャスト】と、
もう一つは、現場で管や鉄筋を組んで、生コンクリートを打設していく【現場打ち】です。
管、鉄筋、コンクリートを一つのブロックとして作られているので、重量があります。
重いため、クレーンにて吊ってつなげていく必要があります。
現場打の場合、材料は人力で運搬できます。
ただし、生コンクリートを打設するので、ミキサー車の手配や、
コンクリートが固まるまで(数日間)、通行ができなくなったり、
通行できるようにするために、別途鉄板などの養生が必要になります。
基本的な作業は変わりませんが、やはり工事によって細かな作業が変わります。